
雨の日に観たい「傘」が登場するハッピーになれる映画☔️
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ジメジメとした雨の日が続くと、ついつい気分も暗くなってしまう時がありますよね。
そんな雨の日でも楽しい気持ちになれる「傘」が登場する映画をいくつかご紹介します☔️

”SINGIN’ IN THE RAIN”(1952)
1952年に公開された ”SINGIN'IN THE RAIN"(邦題『雨に唄えば』)という映画は、ハリウッドを代表するミュージカル映画として知られています。
この作品は「サイレント映画」から音声が吹き込まれた「トーキー映画」に移ろい行く1920年代のアメリカを舞台に、華やかな俳優たちのバックヤードを描いた物語。
主人公のドン・ロックウッド(ジーン・ケリー)が土砂降りの雨の中、主題歌を歌いながら踊る名シーンは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
物語に登場する、サイレント映画の人気俳優のドンとリナは、何度も共演し結婚を噂される間柄。しかし、実際はリナが一方的に恋人気取りなだけで、ドンは高飛車なリナにうんざりしていました。そんな中、ドンは新人女優のキャシーと出会い、恋に落ちます💗
土砂降りの雨の中、ドンが傘を開いたり閉じたりと楽しそうに歌う名場面では、恋に落ちた心躍る嬉しい気持ちを全身全霊で表している姿が見られます。
この作品における音楽シーンは、ミュージカルにありがちなストーリーの流れを無視して突発的に歌い踊り出すといったものではなく、登場人物の感情を表現するための手段として描かれています。 そのため、ミュージカル初心者の方にもおすすめです。
映画界の変遷の歴史や音楽シーンの他にも、ドン・リナ・キャシーの三角関係の結末など見どころがたくさんあります。
”SINGIN'IN THE RAIN"は、日本でも何度かミュージカル公演されるほどの人気ぶり。
曲を聴くと、思わずお気に入りの傘を持って踊り出したくなっちゃいます🌂👠
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”MARY POPPINS”(1964)
次に、”MARRY POPPINS”(邦題『メリー・ポピンズ』)についてご紹介します。
この作品は、1964年に公開されたアメリカのミュージカルファンタジー映画です。
物語は、1910年のイギリスが舞台。何度も辞めてしまう悪戯好きの2人の子どもたちの乳母を探している父親の元に突如女性が現れました。
それは、普段は雲の上に住み、傘をさしながら風にのって移動しているメリー・ポピンズでした。彼女は魔法が使え、持ち前の明るさで子どもたちとすぐに打ち解けます。
彼女は、歌と魔法を通して子どもたちに大切なことを教え、一家を幸福に導いていきます🌈
こちらの作品も、『雨に唄えば』同様、日本でもミュージカル化され、何度か公演されている人気の作品です。
様々な名曲が今でも歌い継がれ、特に傘を持って歌う有名なシーンは、思わず一緒に歌い出してしまうような耳に残る楽曲です。
また、2018年には54年ぶりの続編となる『メリー・ポピンズ リターンズ』が公開されました。
時代を超えて子どもたちに愛され続けている『メリー・ポピンズ』は、ウォルト・ディズニー・プロダクションが製作しているため、ディズニーランドのショーやランド内でも姿を見かけることがあります。
劇中の歌のシーンで着用していた真っ白なドレスに身を包み、白を基調とした傘を持ってショーに参加しています。
実際に、この物語の舞台である1910年代のイギリスでは、日傘はパラソルと呼ばれ、野外で過ごす際の必須アイテムでした。服に合うような白やピンク、ベージュなどの淡い色が使用され、レースやフリルが好まれていたそう。
インド更紗やシフォンなどの軽い素材で、日除け以上に装飾的要素が強いアイテムでした🌞
この時代の日傘を忠実に再現されており、細かいところまで楽しめる要素が満載!
陽気な歌やダンス、魔法などがたくさん使用され、とってもポジティブな気持ちになれる作品です🕺🏻
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おわりに
今回は、一度はタイトルを聞いたことがあるような有名な作品をご紹介しました。
雨がたくさん降ると憂鬱な気分になりますが、ハッピーな気持ちになれるこれらの映画を鑑賞して、ジメジメを吹き飛ばしてみてはいかがですか?