みのりの秋、収穫の季節、その中で今回は秋に旬を迎える紫外線対策に有効なおすすめ野菜3つをご紹介させていただきます。日頃の日傘などの紫外線対策と同様に栄養面でもしっかりと対策を取っていきたいですね。
旬のものは太陽と大地から最高の恵みを受けて育っているため、生命力が強く、栄養価も高くなっています。 また旬のものは、その時期に大量に出回り価格も安くなりますので、紫外線対策の栄養補給に最適ですね。
さつまいも
・ポリフェノール
さつまいもの紫色の皮に含まれるポリフェノール。アントシアニンという紫色の色素成分には、強い抗酸化作用があります。
・βカロテン
ベータカロテンには、紫外線を浴びることで発生する活性酸素を防ぐ働きがあります。 脂溶性であるβ-カロテンは、加熱したり油を使った料理で吸収率が良くなります。
・ビタミンＣ
ビタミンＣは、紫外線による皮膚などのメラニン色素の増加を防いで日焼けを予防します。ビタミンCは熱に弱いという性質を持っています。さつまいもにはデンプンが含まれており、ビタミンＣがデンプンに守られることで、さつまいものビタミンＣは加熱しても壊れにくいという特徴があります。
かぼちゃ
・βカロテン
ベータカロテンには、紫外線を浴びることで発生する活性酸素を防ぐ働きがあります。 脂溶性であるβ-カロテンは、加熱したり油を使った料理で吸収率が良くなります。
・ビタミンE
ビタミンEは血行を良くして、新陳代謝を促しシミやそばかすをできにくくして、老化の原因となる活性酸素の発生を防ぎます。
・ビタミンC
かぼちゃにはデンプンが含まれており、ビタミンＣがデンプンに守られることで、かぼちゃのビタミンＣは加熱しても壊れにくいという特徴があります。
人参
・βカロテン
ベータカロテンには、紫外線を浴びることで発生する活性酸素を防ぐ働きがあります。 脂溶性であるβ-カロテンは、加熱したり油を使った料理で吸収率が良くなります。
・リコピン
「リコピン」はトマトに豊富なイメージですが、実はニンジンにも豊富です。
リコピンもβ-カロテン同様に抗酸化力が非常に高く、紫外線ダメージを受けた肌を守るので肌老化の予防につながります。油と一緒に料理することで、リコピンがより吸収されやすくなります。
ぜひ旬の野菜を取り入れ、食事によって身体の内側から紫外線対策を行っていただければと思います。
また野菜自体、ビタミンやミネラル・食物繊維を多く含んでおり、多くの研究で、野菜を多く食べる人は脳卒中や心臓病、ある種のがんにかかる確率が低いという結果が出ています。 野菜に含まれるビタミンは、ごはんなどに含まれる炭水化物が体内でエネルギーに変わる手助けをしてくれます。
