全国でこんなに差があるの?全国の年間日照時間と降水量・日数のランキング!

全国でこんなに差があるの?全国の年間日照時間と降水量・日数のランキング!

「全国でこんなに差があるの?」ということで全国の年間日照時間と降水量・日数のランキング形式でご紹介します。

日本列島の特徴として南北に長いため、北は亜寒帯から南は亜熱帯まで、さまざまな気候区分に属しています。皆様の住む地域との違いを感じていただければと思います。

 

年間の日照時間について

まずは年間の日照時間になります。内陸部と太平洋側で日照時間が長く、日本海側で日照時間が短い傾向にあるようです。冬型の気圧配置の影響で日本海側では曇りや雨、雪が多くなっています。

また沖縄は海に囲まれており、雲の発生が多くまた台風の通り道でもあるため、晴天の日が少なく日照時間も時間も短くなっています。

逆に太平洋側は日本列島の山脈のおかげで雲が少なくなっています。山地を越えて太平洋側に来たときには湿気は少なくなって乾燥した風になるためです。


年間日照時間が長い都道府県トップ5

順位 都道府県名 年間日照時間(H)
1 山梨県 2,216
2 愛知県 2,208
3 岐阜県 2,195
4 群馬県 2,190
5 和歌山県 2,177

 

年間日照時間が短い都道府県トップ5

順位 都道府県名 年間日照時間(H)
1 沖縄県 1,666
2 鳥取県 1,723
3 富山県 1,738
4 福井県 1,777
5 島根県 1,784

 

 年間降水量について

次に年間降水量の都道県ランキングです。全国で見てみると降水量の一番多い宮崎県と降水量の一番少ない北海道では3倍以上の降水量の差があります。

宮崎県は台風の通過が多いのと、東側は太平洋に面し、西側は山があり、至る所で上昇気流が発生するため、雨雲ができやすい気候になっているためです。

北海道は冬は気温が低い為、空気の対流が少なくなるので、基本的には降水量は少なくなります。また梅雨も台風もないためです。雪も降水量に含まれますが、本州の日本海側に比べれば少ないです。

年間降水量が多い都道府県トップ5

順位 都道府県名 年間降水量(mm)
1 宮崎県 3,045
2 沖縄県 2,637
3 高知県 2,538
4 鹿児島県 2,470
5 静岡県 2,390

 

年間降水量が少ない都道府県トップ5

順位 都道府県名 年間降水量(mm)
1 北海道 814
2 岡山県 921
3 香川県 927
4 長野県 1,006
5 岩手県 1,029

 

 年間降水日数について

 次に降水日数ランキングです。冬型の気圧配置の影響で日本海側では曇りや雨、雪が多くなり、降水日数が多いです。逆に太平洋側の岡山県、広島県は降水日数が少ないです。降水量では沖縄県、宮崎県が多いですが、降水日数としてはあまり多くないです。

 

年間降水日数の多い都道府県トップ5

順位 都道府県名 年間降水日数(日)
1 福井県 172
2 富山県 166
3 石川県 158
4 新潟県 153
5 鳥取県 151

 

年間降水日数の少ない都道府県トップ5

順位 都道府県名 年間降水日数(日)
1 岡山県 78
2 広島県 80
3 和歌山県 88
4 兵庫県 91
5 香川県 92

 

また、日最大UVインデックスの年間推移で比較したことろ、若干ですがやはり日本海側の年間降水日数の多い福井県、富山県の方が降水日数の少ない岡山県、広島県よりもUVインデックスが高いようです。

 

日本のUVインデックスの一年の平均値は下記になります。

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また曇りや雨の日でも紫外線は常に降り注いでおりますので、紫外線対策を忘れずにしたいですね。

[blog_in_blog handle="staff-blog/uv-weather"]

 

いかがでしたでしょうか? 日照時間、降水量・日数が大きく紫外線量と関係するとは言えませんが、若干関係があるようです。やはり「天候にかかわらず紫外線は降り注いでいる」ということでしょうか。参考にしていただければと思います。

 

参照:統計でみる都道府県のすがた2021

※日照時間とは直射日光が地表を照射した時間です。現在、日照は、「直達日射量が0.12kW/㎡以上」として定義しています。

※降水日数」は「日降水量1mm以上」の日数です。

 

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