一番紫外線の強い8月を乗り越え、ホッと一息をつかれている方も多いのではないでしょうか？
9月の紫外線量は、春の4〜5月と同程度とされています。ただ、紫外線量は同じでも太陽が低い位置にあるため、9月の紫外線は斜めから入ってくる特徴があります。
真夏は頭の頭頂部やTゾーン、頬骨付近など高い位置がよく焼けていましたが、斜めから入る９月の日差しでは、真夏には届かなかった部位にまで紫外線が届き全体的に影響を受けることになります。
また太陽の角度が低いと、室内においても真夏には日差しが届かなかった場所にまで届く事があります。秋の陽気に誘われて、気持ち良く昼寝をしてしまったら、肌が焼けていたという経験はありませんか？そのため、日中の外出時だけでなく、室内でも季節に合わせた紫外線対策を心掛けることが大切です。
さらに、秋は秋雨前線や台風の影響により、天候が不安定であることが多い季節です。晴れている日だけ紫外線対策を重視して、行っていませんか？曇りや雨の日でも、紫外線は地表に届き、肌への影響を及ぼします。過度に神経質になる必要はありませんが、どんな天候の時でも紫外線対策を怠らないよう、心がける必要があると言えます。季節が移り変わり、日差しの強さや天候の変化がありますが、それに関係なく、肌の健康を保つためには紫外線対策を続けることが大切です。
また、秋は空気が乾燥し始める季節でもあります。乾燥は肌への影響が大きく、体温調節がうまくいかないことがあります。体が冷えることで、新陳代謝が低下し、メラニンの排出が妨げられます。そのため、メラニンが原因でできるシミとして夏の紫外線ダメージが残る可能性が高まります。したがって、肌を健康に保つために、紫外線対策と同時に、保湿も行う必要があるのです。
お出かけの際の紫外線対策としては、夏と同じく手軽に紫外線を遮る事ができる日傘が大活躍。9月は天候が不定になる事が多いので、晴雨兼用傘を持っておくと、天候の移り変わりに対応できるのでおすすめです。
「真夏はしっかり紫外線対策をしていても、9月に入って暑さが少し和らぐと紫外線対策がおろそかになってしまう」という方も多いのではないでしょうか？
「備えあれば憂いなし」ということわざがあるように、しっかり紫外線対策の準備をして、素敵な秋をお過ごしくださいね。
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